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[ エレクトロニクス ]
(2018/4/23 05:00)
どの商品を買っても大差がない、液晶テレビのコモディティー化(汎用品化)。従来のコモディティー化は総じて、販売価格が下がりテレビメーカーの採算が悪化する要因だった。近年は中核部品である液晶パネルの調達価格が大きく変動し、石油や穀物のような市況品になりつつある。このため船井電機やパナソニックといったテレビメーカーは、変動するパネル相場に合わせ完成品の利ざやを稼ぐ。コモディティー化の中にあって、新たな対応を迫られている。(大阪・平岡乾)
【価格変動で不振】
「パネル価格に振り回された」。船井電機の船越秀明社長は、2017年をこう振り返る。屋台骨の北米向けテレビ事業は販売価格の下落に加え、パネルの調達価格が変動するあおりを受けて不振だった。
日本と違い、北米などの海外市場は基幹部品であるパネルの価格が下がると、完成品のテレビも連動して下がりやすい。このため、パネルが高騰した時に調達した在庫を...
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(2018/4/23 05:00)
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