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[ 政治・経済 ]
(2018/4/25 05:00)
経済産業省は下請け側と発注側が公正に協議して金型や木型を管理する次世代型の型管理をテーマに、10件程度の実証プロジェクトを立ち上げる。プレス、鋳造、金型などを手がける中小企業が過去に使った“休眠型”の管理負担を強いられている実情を踏まえ、不要な型の廃棄や管理費の折半など取引適正化に向けた取り組みを進め、先進事例にする。5―6月にプロジェクトの公募を始め、今夏に採択する予定。創出した先進事例を広く発信し、不公正な取引慣行の是正につなげる。
2017年に策定した型管理適正化のためのアクションプラン(行動計画)を基にプロジェクトを立ち上げる方針。アクションプランでは18年度末までに不要な型を廃棄し、必要なものは管理費負担や保管期間などについて19年度末までに取引企業間で協議・合意すべきだとしている。この計画に沿って実証を進め、新たな型管理のあり方を確立する考えだ。
プレスや鋳造などに携わる下...
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(2018/4/25 05:00)
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