[ 政治・経済 ]
(2018/4/25 11:30)
【ワシントン時事】トランプ米大統領は24日、フランスのマクロン大統領との会談で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長について「立派な人物だ」と評価した。米朝首脳会談に向けた調整が順調に進んでいると示唆したが、北朝鮮の非核化の可能性については楽観を避けた。
トランプ氏は、北朝鮮側が可能な限り早期の首脳会談開催を求めてきたと発言。その上で、「とても良い議論を行っている。これまで見る限り、金正恩は非常に率直で、とても立派な人物だ」と語った。過去には、金委員長を「ちびロケットマン」「病気の子犬」などとやゆしていた。
金委員長との直接会談については、「朝鮮半島だけでなく、世界の平和と調和、安全を追求するために近く会う」と明言。ただ、会談の成果については「良いことが起こるかもしれないし、多くの時間を無駄にするだけかもしれない」と慎重な姿勢を示した。
(2018/4/25 11:30)