[ ICT ]
(2018/4/26 11:30)
【ワシントン時事】米アップルのクック最高経営責任者(CEO)は25日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談した。これに先立ち、トランプ氏はツイッターで「貿易」がテーマになると投稿。アップルはスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の組み立てを主に中国で行っており、激しさを増す米中貿易摩擦に対する懸念をトランプ氏に直接伝えたとみられる。
トランプ政権が先に公表した中国の知的財産権侵害に対抗する1000億ドル(約10兆7000億円)の追加貿易制裁では、中国からの輸入が多い携帯電話や衣料品など一般消費財に高関税が課されるとの臆測が広がっている。
アップルは多くの自社製品を中国から世界に出荷しており、追加制裁が実施されれば、経営に大きな打撃になるとみられている。クック氏は同日、米政権で経済司令塔役を担うクドロー国家経済会議(NEC)委員長、通商代表部(USTR)のライトハイザー代表とも会談した。
(2018/4/26 11:30)