[ 政治・経済 ]
(2018/4/26 19:00)
リクルートワークス研究所が26日発表した来年3月卒業予定の大学生・大学院生の求人倍率は、前年の調査と比べ0・1ポイント上昇の1.88倍と、7年連続で上昇した。特に従業員300人未満の中小企業では3.46ポイント上昇の9.91倍となり、規模別の集計を開始した2009年以降で最高を記録した。
一方、5000人以上の大企業は0.37倍と0.02ポイント低下。規模間の格差が拡大しており、研究所は「従業員が少ない企業ほど採用が難しい」と指摘している。
業種別で見ると、人手不足が取り沙汰される流通が1.25ポイント上昇の12.57倍、建設が0.14ポイント上昇の9.55倍で、ともに過去最高だった。(時事)
(2018/4/26 19:00)