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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/5/8 11:00)
米道路交通安全局(NHTSA)は、米フォード・モーターが製造したピックアップトラックのうち一部の古いモデルについて危険性を伴うエアバッグを交換するまで運転しないよう、あらためて警告した。衝突の際にエアバッグが爆発する恐れがあるという。
2006年に生産されたフォードの「フォード・レンジャー」やマツダの「Bシリーズ」は、不具合のあるタカタ製エアバッグのインフレーターを搭載しており、NHTSAは1月に「安全性に差し迫った危険がある」として運転しないよう警告していた。
問題部品の交換ペースが遅いことからNHTSAは7日に二度目の警告を出した。これまでに10件以上の死亡事故、数百件の負傷事故で問題のエアバッグが関連していたことが分かっている。
これまでにリコールが終了したのは、対象となっているレンジャー3万3320台のうち約49%。Bシリーズは2205台のうち55%。マツダ車は合弁事業の下でフォードが生産した。(ブルームバーグ)
(2018/5/8 11:00)