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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/5/8 14:30)
【ロイターES=時事】米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは7日、安全性の問題に関するアドバイザーとして、米運輸安全委員会(NTSB)の前委員長、クリストファー・ハート氏を雇用した明らかにした。一方、3月に発生した自動運転車の死亡事故はソフトウエアの欠陥が原因と報じられたことについては確認を避けた。
技術系ウェブサイト「インフォメーション」は、3月にアリゾナ州で起きた自動運転車の試験走行中の死亡事故について、ウーバーは、検知した物体にどう対応するかを判断するソフトの問題が原因となった公算が大きいと結論付けたと報じた。同サイトによれば、車のセンサーは歩行者を検知したが、ソフトが即時の対応は不要と判断したという。
ウーバーは、NTSBが調査中であることを踏まえ「事故の詳細についてはコメントできない」と述べた。一方で、「自動運転車の開発計画について安全面での徹底的な見直しを開始した。われわれの安全文化全般に関する助言を求めるためにハート氏を迎えた」と説明した。
(2018/5/8 14:30)