[ 新製品 ]
(2018/5/15 05:00)
ホンダは排気量250ccの軽二輪スクーター「フォルツァ」をフルモデルチェンジし、7月20日に発売する。デザインとフレームを一新したほか、スマートキーシステムや電動式可動スクリーンを採用。また、コーナリング時や加速時の後輪スリップを抑制するシステム「Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)を同社製スクーターとして初導入した。
新設計のフレームはパイプ径や肉厚、接合位置を工夫することで剛性と軽量化を実現させた。車両重量は従来モデル比10キログラム減の184キログラム。ホイールベースも同比35mm短縮し、取り回しをしやすくした。エンジンは低・中速域で余裕のあるトルク特性に改良し、低速で扱いやすいようにした。最高出力は17kW(23PS)。デザインは軽快感と先進性をコンセプトに、「パールホライゾンホワイト」「マットガンパウダーブラックメタリック」「アステロイドブラックメタリック」の3種類の色を用意した。
電動式可動スクリーンの可動範囲は140mmで、走行中も調整できる。スマートキーシステムは、ポケットなどから鍵を取り出すことなく、メインスイッチノブの解施錠が可能だ。シート下のスペースにはフルフェイスヘルメット2個を収納できる。車輪ロック防止装置(ABS)も標準装備にした。消費税込みの価格は64万6920円。国内の販売目標は年間3000台。
(2018/5/15 05:00)