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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/5/18 05:00)
新電元工業は2019年春にインドで2輪車用電子制御ユニット(ECU)の現地生産を始める。既存のインド工場を拡張し、年間400万台を生産する。インドでは2輪車市場が拡大し、20年春に排ガス規制が強化され電子制御化が進む見通し。ホンダなど日系メーカーを中心にECUの需要が拡大するため、安定供給に向けて現地での生産体制を整える。5年以内にインドの2輪車事業の売上高を18年3月期比2倍の約100億円に引き上げる。
インド工場を従来比で約2・6倍拡張し、新たにECU用の生産ラインを構築する。投資額は約15億円。既存工場内にある別の2輪用部品の生産ラインの一部もECU向けに切り替える。従業員は中長期で現状の300人から600人程度まで増やす計画だ。
現地生産を始める2輪用ECUは電子燃料噴射(FI)システムの基幹部品の一つで、燃料噴射を高精度に制御する。新電元は自社でパワー半導体や回路設計を手がけ...
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(2018/5/18 05:00)
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