【電子版】独連邦行政裁、国内都市のディーゼル車乗り入れ禁止 即日発効認める

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  渋滞するシュツットガルトの市内中心部。メルセデス・ベンツやポルシェの本社が立地する。連邦行政裁判所は2月、シュツットガルトとデュッセルドルフに対する規制訴訟で、国内各市のディーゼル車走行禁止措置を可能とする判決を下していた（1月、バーデン ヴュルテンベルク＝ブルームバーグ）

【ベルリン＝ロイターES・時事】ドイツ連邦行政裁判所は18日、大気汚染物質を欧州連合（EU）の環境規制に沿った水準に抑えるための国内の都市によるディーゼル車乗り入れ禁止措置について、即日発効を認める判断を出した。

　行政裁は30ページにわたる判決文で「道路法の規定で正当とされている他の規制や走行禁止措置を逸脱するものではない」として、乗り入れ禁止の発効に猶予期間を設ける必要はないと述べた。

　ディーゼル車を締め出すドイツ国内の動きは、自動車業界にとって新たな痛手となる。