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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/5/21 09:00)
電気自動車メーカー、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は同社初の量産車となる「モデル3」について、2つの新型モデルの仕様を公表した。
新型モデルは高性能車とそれより低価格のバージョンで、いずれもデュアルモーター搭載の全輪駆動(AWD)。納車は7月に開始すると、マスクCEOは20日にツイートで明らかにした。同CEOはモデル3の生産遅延を受けて9人構成の取締役会刷新を投資家から強く求められている。
マスクCEOによると、高性能車は航続距離が310マイル(約499キロ)で、停止した状態から3.5秒で時速60マイルに達する。価格は自動運転支援システム「オートパイロット」のオプションなしで7万8000ドル(約860万円)。最高速度は155マイル。価格はBMWの「M3」と同程度だが、「15%速く、操作性も上回る」と同CEOは説明した。
通常のデュアルモーター搭載AWDのオプションは5000ドル。低価格バージョンの航続距離は高性能モデルと同じ310マイルだが、時速60マイルに達するのに1秒多くかかる。最高速度は時速140マイル。
同CEOはテスラ車所有者が近く、技術者が修理に駆けつける救援サービスを携帯電話で依頼できるようになることも明らかにした。(ブルームバーグ)
(2018/5/21 09:00)