[ ICT ]
(2018/7/24 13:30)
あなたが「iPhone(アイフォーン)X(テン)」など米アップルの旗艦スマートフォンに最速のインターネット速度を期待して高い価格を支払ったのなら、今回の調査結果は喜ばしくないかもしれない。
アップルのアイフォーン「8」「8プラス」「X」のダウンロード速度は韓国サムスン電子の最新機種「ギャラクシーS9」と「S9プラス」、米アルファベット傘下グーグルの「ピクセル2XL」と「ピクセル2」を下回った。アプリ「スピードテスト」やウェブサイトを通じて最も人気が高いインターネット接続速度測定オンラインサービスを提供するオークラのデータで明らかになった。
スマホの外観が互いに似始める中で、端末メーカーは内蔵するハードウエアの機能を売り込もうとしている。サムスンは最近のテレビコマーシャル攻勢で、携帯電話のネット速度がアップルを上回っていることを強調している。
オークラのデータは、企業の研究所ではなくユーザーが作成しているために重要で、携帯電話の中継塔からの距離やネットワークの混雑など、パフォーマンスに影響を与えるさまざまな現実世界の条件が含まれる。同社は一日に数百万回テストを実施し、これまでのテスト回数は計200億回に上ると説明した。(ブルームバーグ)
(2018/7/24 13:30)