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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/7/26 12:00)
米最大の自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)は今年の利益予想を下方修正した。鉄鋼・アルミ価格の上昇で業績が圧迫されると説明し、トランプ大統領が引き起こした貿易戦争の犠牲リストに名を連ねた。
GMは25日の発表資料で、通期調整後1株利益の見通しを約6ドルとし、従来予想の最大6.5ドルから引き下げた。原材料費用による利益の押し下げは約10億ドル相当と、これまでの見積もりのおよそ2倍に膨らむと見込んでいる。アルゼンチン・ペソとブラジル・レアルの変動も年内いっぱいは業績を下押しする公算が大きいという。
GMの株価はニューヨーク時間午前8時1分時点の寄り前時間外取引で、前日比5.8%安。24日終値までの年初来では3.7%下落していた。
4-6月の1株当たり利益は1.81ドルに減少。アナリストの予想平均である1.77ドルは上回った。中国事業の持ち分法利益、自動車金融事業GMファイナンシャルの税引き前利益はそれぞれ過去最高に上った。(ブルームバーグ)
(2018/7/26 12:00)