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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/8/13 14:00)
【ソウル=時事】韓国でBMWの乗用車から出火する事故が相次いでいる問題で、被害者が結成した組織のメンバー21人が9日、「欠陥を隠蔽(いんぺい)していた」として、自動車管理法違反の罪で現地法人BMWコリア社長らを警察に刑事告訴した。聯合ニュースなどが伝えた。
被害者は「世界的な技術力を誇るBMWが2年半以上も車両火災の原因を究明できなかったことは到底、理解できない」と批判。「意図的な隠蔽(いんぺい)の具体的な証拠を確保するためには、強制捜査が必要なため、告訴に踏み切った」と説明した。
被害者組織はこれより先、BMWコリアによるリコール(回収・無償修理)では不十分だとして、損害賠償を求める民事訴訟を起こしている。聯合ニュースによれば、今年起きたBMW車の出火事故は36件に上っている。
(2018/8/13 14:00)