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(2018/8/28 05:00)
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依然として、関東地方をはじめとして日中の気温が40度C近くまで上がる日が続いています。すでに8月も最終週。週末の土曜日は9月に入ります。もしかすると、秋は極めて短く、あっという間に冬の到来でしょうか。
四季のある日本は、夏用商品、冬用商品など春夏秋冬がきとんと訪れることで経済循環が成り立っている面があります。ですが、天候は地球規模のもの。ただただ、願うばかりです。
そうした中、”熱い”価格交渉が、トヨタ自動車と新日鉄住金の間で決着しました。2018年度上期(4―9月)の鋼材集購価格の交渉は新日鉄住金が物流費、副資材など原料以外のコストが増加したため値上げを強く求めたが、トヨタが原料価格の下落を理由に応じない姿勢を示し、1トン当たり数千円程度の引き下げで決着した模様です。半期ごとに鉄鋼メーカーとユーザー会社が交渉して決めますが、トヨタと新日鉄住金の交渉は両代表同士の交渉でチャンピオン交渉とも表現されます。
ただ、トヨタは鋼材の市中価格が大幅に下落しないように配慮し、系列部品メーカーに対し18年度下期(18年10月ー19年3月)に供給する自動車用鋼材(支給材)の価格を前期(4-9月)から据え置く方針としました。鉄鋼の相場は、自動車だけでなく、機械、電機、造船などの産業にとっても大きな問題です。日刊工業新聞では、商品市況面に毎日、鉄・非鉄などの材料相場を独自の取材で掲載しています。こちらも併せてご覧下さい。
(2018/8/28 05:00)