[ その他 ]
(2018/9/4 05:00)
■アクセスランキング・ベスト10(8/27~9/2)
1位 携帯料金下げに選択肢 ドコモとソフトバンク、端末割引なしの分離型プラン強化
2位 【電子版】米アップル、9月予定の新型iPhoneは新色と大画面 デザイン刷新は来年
3位 パナソニック、ノートパソコンで事業転換 リカーリング型に軸
4位 三菱電、貿易摩擦で生産移管 米向け工作機械、中国から日本へ
5位 2019概算要求/経産省、中小対策22%増1352億円
6位 日本精工がボールネジ増産 電動ブレーキブースター向け、2.5倍の年500万本
8位 東大、AI活用の細胞分取装置を開発 手作業半年分が40分に
10位 リケジョneo(28)ジュピターテレコム・中村智菜(なかむら・ちな)さん
先週のアクセスランキング1位には、ドコモとソフトバンクの端末割引なしの分離型プラン強化のニュースが入りました。
菅義偉官房長官が8月21日に札幌市内で講演した際に、日本の携帯電話の利用料について、「他国と比較して高すぎるのではという懸念がある。4割程度下げる余地はあると思っている」と発言したことが各方面に影響を与えています。通信分野を所管する総務相を経験している菅氏だけに、一定の識見を踏まえての発言であることは明らかで、新規参入を含め、一段と業界内外の競争環境を整備し、最終的には利用者の利便性向上につなげようという含みが感じ取れます。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、そして大手キャリアに参入する楽天。そうした中で、今回のドコモとソフトバンクによる端末割引なしの分離型プランを強化する取り組みは、中古端末の利用など利用者の選択肢を増やし、料金引き下げにつなげる試み。携帯電話市場が飽和する環境下で、国民の欠かせないインフラとなったスマホを含む携帯電話サービスは、質的にも料金的にも常に次のステージに向かうことが求められています。
(2018/9/4 05:00)