【電子版】ソフトバンク、米ウィーワーク買収で協議 2.2兆円超規模 WSJ報道

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  買収資金は10兆円規模のビジョン・ファンドから拠出される可能性が高いとみられている（10月3日、ロンドン中心部シティ・オブ・ロンドン地区にあるウィーワークの共用オフィス＝ブルームバーグ）

　ソフトバンクグループが、シェアオフィス事業を手掛ける米ウィーワークの過半数株式取得に向けて協議している。米紙ウォールストリート・ジャーナル（WSJ）が伝えたもので、投資額は150億－200億ドル（約1兆6950億－2兆2600億円）となる見込みだという。

　ソフトバンクと同社が運用する「ビジョン・ファンド」は昨年、ウィーワークに44億ドル投資し、今年8月にはさらに転換社債を通じて10億ドルを追加投資した。ウィーワークの価値は、直近の資金調達ラウンドで約200億ドルと評価された。

　ソフトバンクから現時点ではコメントを得られていない。ウィーワークの広報担当者はコメントを控えた。（ブルームバーグ）