[ ICT ]
(2018/10/13 13:30)
【シリコンバレー=時事】インターネット交流サイト最大手の米フェイスブック(FB)にセキュリティー上の欠陥があった問題で、同社は12日、約2900万人の利用者の個人情報がハッカーに流出していたと発表した。ハッカーに関する詳細な情報については捜査協力を理由に説明を避けた。影響を受けた利用者には個別に通知する。
FBは9月、利用者のアカウントをログインした状態に保つためのネットワーク上の「鍵」が盗み出されたと公表。当初5000万人に情報流出のリスクがあると見積もったが、実際に不正なアクセスが可能な状態となっていたのは3000万人だった。
このうち1500万人は名前や連絡先が流出。さらに1400万人は婚姻の有無といった「交際ステータス」や最近の検索履歴などのより詳しい個人情報も漏れたことが判明した。
FBは、通信量が9月14日から異常に上昇していることに気付き調査を開始。同25日にサイバー攻撃と特定し、2日以内に欠陥を修復したと説明している。
(2018/10/13 13:30)