- トップ
- 環境・エネルギーニュース
- 記事詳細
[ 環境・エネルギー ]
(2018/10/13 20:00)
九州電力は13日、太陽光発電の一部事業者に発電の一時停止を求める「出力制御」を、同日に続き14日も実施すると発表した。今後も一時停止を頻発すれば、事業者の収益を圧迫し、再生可能エネルギーの利用拡大を妨げる恐れがある。
九州地方は14日も晴天となり、太陽光発電の供給量が増えると見込まれる。一方、週末で工場などの電力需要は減る見通し。電力の供給過剰で需給バランスが崩れ、大規模停電に陥る事態を避けるため、九電は2日連続で一時停止に踏み切る。
停止を予定しているのは14日午前9時から午後4時まで。九電が13日午後に公表した電力需給見通しによると、需要と供給の差が最も大きくなると想定される午前11時~11時半の余剰電力は62万キロワット。これに相当する発電を抑えるため、同社は太陽光発電の接続契約を結んでいる約2万4000件(一般住宅除く)の一部に発電停止を要請した。(時事)
(2018/10/13 20:00)