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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/10/18 17:00)
85万m2の用地使用料は160億円
電気自動車(EV)メーカー、米テスラが米国外で初めての工場を設ける中国・上海で土地を確保した。使用料として9億7300万元(約160億円)を支払う。
テスラは電子メールで配付した資料で、上海で「ギガファクトリー3」用地として広さ210エーカー(約85万平方メートル)余りの土地を使用する権利を取得したと説明。上海市政府のウェブサイトによると、契約期間は50年となっている。
中国進出でテスラの成長戦略は新たな段階に入る。中国で外資系メーカーが全額出資の生産拠点を設けるのは同社が初めて。米中貿易摩擦による追加関税の影響を回避する上で極めて重要だ。中国本土はテスラにとって米国に次ぐ大きな市場。
テスラは上海工場でバッテリーに加え、セダン「モデル3」と新型コンパクトスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」を生産する計画だ。(ブルームバーグ)
(2018/10/18 17:00)