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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/10/25 05:00)
【ニューヨーク=時事】米老舗ギターメーカーのギブソン・ブランズ(テネシー州)は24日までに、ジーンズ大手リーバイ・ストラウスのブランド戦略部門トップを務めたジェームズ・カーレイ氏を11月1日付で社長兼最高経営責任者(CEO)に迎えると発表した。投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の傘下に入り、経営陣を刷新してブランドの立て直しを図る。
ギブソンのギターは多くの著名アーティストが愛用してきたが、近年は相次ぐ買収で債務が膨らみ採算が悪化。5月に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。法的手続きを終え、KKRの出資を受ける。
ギブソンの愛好家でもあるカーレイ氏は声明で「100年超にわたり職人技と革新の先駆者であり続けてきたこのブランドを率いることを誇りに思う」と述べた。
(2018/10/25 05:00)