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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/11/16 05:00)
フィリピンの大手格安航空会社(LCC)、セブ・パシフィック航空の松本知彦日本支社長は15日、国内で5番目となる新たな就航先として、北海道の新千歳(札幌)空港を優先して検討していると明らかにした。東京都内で一部記者団に語った。
松本支社長は「本社も日本路線に注目している」と説明。新規乗り入れ先の候補として、北海道を推す声が強いという。
ただ札幌便開設に際し、路線に適した旅客機の不足とマニラの空港での発着枠確保が課題になっている。旅客機に関しては、航続距離が長い機体の調達が決まっており、順次解消される見通し。発着枠については、セブ島など別の空港利用も含め調整を進めている。
セブ・パシフィックは1996年に運航を開始し、現在はフィリピンの旅客市場で5割強のシェアを握る。日本路線では、フィリピンのマニラやセブと、東京、大阪、名古屋、福岡を結ぶ便を運航中。今年上半期の日本路線の売上高は53億5000万円で、前年同期比51%伸びた。(時事)
(2018/11/16 05:00)