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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/12/19 12:00)
【シリコンバレー=時事】米大手スーパーのクローガーは18日、アリゾナ州スコッツデールの店舗で自動運転車による無人の商品配送を始めたと発表した。傘下の生鮮食品スーパーの店舗網を活用して宅配サービスを強化するインターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムに省力化で対抗する。
新興企業ニューロによって開発された小型の配送用車両が、ネットで注文を受けた商品を即日、または翌日に配送する。送料は5.95ドル(約670円)。車が到着するとスマートフォンに通知が届き、解錠コードを使ってドアを開ける。
クローガーは8月に市販車両をベースにした自動運転車による有人配送を始めており、既に商品を1000回近く届けた。アリゾナ州では、グーグル系の自動運転開発企業ウェイモが完全自動運転車による配車サービスを開始したばかり。自動運転車の商業利用が広がり始めた。
(2018/12/19 12:00)