- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2018/12/29 07:00)
【シリコンバレー=時事】電気自動車メーカーの米テスラは28日、業務用ソフトウエア大手オラクルの共同創業者、ラリー・エリソン会長ら2人を新たに独立取締役に迎えたと発表した。テスラ取締役会は米証券取引委員会(SEC)から、奔放な言動が目立つイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に対する監視体制を強化するよう求められていた。
就任は27日付。もう1人は、ドラッグストア大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスの人事責任者、キャスリーン・ウィルソン・トンプソン氏。テスラ取締役会は「卓越した起業家と人事分野のリーダーを取締役会に加えた」とコメントした。
SECは9月、マスク氏がツイッターで表明した非上場化計画が実現性を備えていなかったとして、証券詐欺の疑いで同氏を提訴。その後、同氏が兼務する会長職を退くことや、新たに独立取締役2人を任命することなど企業統治の強化で和解した。
(2018/12/29 07:00)