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[ 環境・エネルギー ]
(2019/1/10 20:00)
中部電力は10日、東京電力パワーグリッド(東京)など他の大手電力7社から最大105万キロワットの電力融通を受けたと発表した。気温の低下で暖房需要が伸びたことや、曇天などで太陽光発電の発電量の見込みが想定を下回ったため。中部電が電力融通を受けるのは2017年2月以来、約2年ぶり。
中部電は同日午前、東電パワーグリッドなど3社から電力の供給を受けた。午後は新たに北海道電力など4社も電力融通に協力した。
中部電は当初、正午以降は自力で電力をまかなえるとしていた。だが、想定以上の気温低下や太陽光発電の少なさで、午後も電力融通を受けたという。今後の需給見通しについては「火力発電所などで大きなトラブルがなければ、追加受電の予定はない」(広報室)と話している。(時事)
(2019/1/10 20:00)