[ ICT ]
(2019/1/17 17:30)
【ベルリン=時事】17日付のドイツ経済紙ハンデルスブラットは、独政府が第5世代通信(5G)のインフラ整備に当たって、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の参入を事実上排除する方法を検討していると報じた。
政府筋の話として伝えたところによると、整備の際に求めるセキュリティー要件を引き上げることで、ファーウェイが参加できなくなるようにすることを政府内で協議している。法改正で対応する可能性もあるという。
ファーウェイの機器をめぐっては、米国が安全保障上の懸念から政府機関などでの使用を禁止。日本などの同盟国も追随し、締め出しの動きが強まっている。ドイツはこれまで、5G整備から特定企業を排除することに慎重な姿勢を示していた。
(2019/1/17 17:30)