[ ICT ]
(2019/1/22 14:30)
【パリ=ロイター時事】フランス政府は、議会で審議中の包括的な規制緩和法案を修正し、国家安全保障・防衛当局に、設置済みの通信機器を遡及(そきゅう)的に検査する権限を与えることを検討している。仏経済紙レゼコーが21日報じた。中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を標的とした動きだとしている。情報源は示されていない。
欧米諸国では安全保障上の理由で自国の次世代通信ネットワークからファーウェイ製品を排除する動きが相次いでいる。仏政府の法案修正が行われれば、これに続くものとなる。
米当局は同盟国に、ファーウェイが中国当局の言いなりであると説明。ファーウェイ製通信機器にはスパイ活動を可能にする「バックドア(裏口)」が仕込まれている恐れがあると警告した。
(2019/1/22 14:30)