[ ICT ]
(2019/1/24 10:30)
米アップルはバッテリー事業てこ入れのため、サムスン電子のバッテリー製造関連会社サムスンSDIから経営幹部のアン・スンホ氏を採用した。
リンクトインのプロフィルによると、アン氏は2015年からサムスンSDIにシニアバイスプレジデントとして勤務した後、昨年12月にアップルにバッテリー開発のグローバル責任者として入社。サムスンSDIではリチウムバッテリーパックの開発を主導し、「次世代」バッテリー技術に取り組んでいたという。
アップルとアン氏にコメントを求めたが返答はなかった。ブルームバーグがまとめたデータによると、サムスン電子はサムスンSDIの筆頭株主であり、最大の顧客でもある。
アップルはこれまで、自社製品にサムスンSDI製バッテリーを採用してきた。アップルは第三者製部品への依存度軽減を図っており、今回のアン氏の採用はバッテリーについても同様の動きを取る可能性を示唆する。(ブルームバーグ)
(2019/1/24 10:30)