[ ICT ]
(2019/1/24 11:30)
数百サイト閉鎖、スマホアプリ9000本超無効化
中国が国内インターネットの統制を強化している。わずか3週間の間に700余りのウェブサイトと数千のアプリを削除し、低俗な情報を拡散しているとしてテンセント・ホールディングス(騰訊)の人気ニュースアプリを名指しで批判した。
中国サイバースペース管理局(CAC)はメディア向けに配付した資料で、不適切または有害と見なされる情報を審査した結果、今月3日以降にインターネット上の700万余りの項目を削除し、9300余りのスマートフォン用アプリを無効化したと明らかにした。テンセントのニュースアプリ「天天快報」については、「低俗かつ俗悪、有害なコンテンツを広め、インターネットのエコシステムを害している」と指摘した。
CACは資料の中で、テンセントやその他のウェブサイトに対して運営の抜本的な見直しを命じたとしているが、詳細には触れていない。テンセントは現時点でコメントできないと回答した。(ブルームバーグ)
(2019/1/24 11:30)