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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/1/24 12:00)
【ロイター時事】米電気自動車(EV)大手テスラは23日、主力セダン「モデルS」とスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」の生産ラインの稼働時間を短縮すると明らかにした。同社は普及価格帯の新型セダン「モデル3」の生産性向上に向け、人員削減を実施すると発表したばかり。
米累計販売が20万台を突破したテスラには、米政府のEV向け税控除が今月から段階的に適用されなくなる。このため、同社は顧客を失いかねない値上げか、1台当たり数千ドルのコスト削減の必要性に迫られている。
マスク最高経営責任者(CEO)は今月、生産ラインの効率化のため、バッテリー容量が75キロワット時の「モデルS」と「モデルX」の受注を停止すると表明した。
テスラの広報担当者は電子メールで「(一部受注停止という)変更と生産ライン効率化に応じてモデルSとモデルXの生産ラインの稼働時間を縮小する。これにより、将来的な生産能力に必要な柔軟性を持たせることができる」と説明した。
同社は30日に予定されている決算発表時に詳細を公表するとしている。
(2019/1/24 12:00)