[ ICT ]
(2019/1/29 13:00)
【シリコンバレー時事】画像処理半導体大手の米エヌビディアは28日、2018年11月~19年1月期の売上高予想を22億ドル(約2400億円)前後に下方修正した。従来予想の27億ドル前後から18.5%引き下げた。ゲーム用半導体とデータセンター(DC)向けの事業で想定以上の減速に見舞われた。
ゲーム用は、中国を中心とする経済成長の鈍化を不振の理由に挙げた。データセンター向けでは、顧客企業の姿勢が慎重になっており、1月中の成約を見込んでいた取引がずれ込んでいるという。売上高総利益率の見通しも62.3%から55.0%に引き下げた。
ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は「異常に動きが激しく、期待外れの四半期だった」としながらも「先行きは、われわれの戦略と成長ドライバーに自信を持っている」とコメントした。
(2019/1/29 13:00)