[ ICT ]
(2019/2/7 12:30)
【ワシントン=ロイター時事】米携帯電話3位TモバイルUSは4日、同4位スプリントとの合併が承認されれば、一部の例外を除き、3年間値上げしない方針を米連邦通信委員会(FCC)に伝えた。
Tモバイルのレジャー最高経営責任者(CEO)はFCC宛ての書簡で、スプリントとの合併審査を「速やかに」進めるよう要請。一方で、「両社の通信網を3年かけて統合するとともに、FCCに従い、合併後の『新Tモバイル』がサービスを現在と同水準かより安い料金で提供することを約束する」と述べ、合併に伴う値上がり懸念を和らげようと努めた。
消費者団体などは、Tモバイルとスプリントが低所得者層に人気のプリペイドサービスで大きなシェアを有しているため、合併によってこれらの消費者らが過度の打撃を受けると主張している。
両社の合併をめぐっては、米下院の2委員会が13日、合同で公聴会を開く。公聴会ではレジャーCEOとスプリントのクラウレ会長が証言する予定。
(2019/2/7 12:30)