【電子版】米フォード、シカゴ工場に1100億円投資 新型SUV生産、500人追加雇用

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  米フォードがシカゴ工場で生産する新型SUV「エクスプローラー」（1月14日、デトロイト＝時事）

【ニューヨーク＝時事】米自動車大手フォード・モーターは7日、中西部イリノイ州シカゴの工場の刷新10億ドル（約1100億円）を投じると発表した。500人を追加雇用し、米国で人気の高いスポーツ多目的車（SUV）3車種を新たに生産する。

　計画では、組み立て、塗装部門を新設するほか、最新のロボット設備などを導入。年内に発売する「エクスプローラー」「リンカーン・アビエーター」などの新型SUVを生産する。一方、1985年に始まったセダン「トーラス」の生産は月内に打ち切る。

　米国ではガソリン安を追い風にSUVなど大型車種の販売が好調で、昨年の新車販売の約7割を占めた。