【電子版】1月中国新車販売、15.8％減 7カ月連続マイナス

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  上海市内の自動車ディーラー（18年7月、中国・上海＝ブルームバーグ）

【北京＝時事】中国自動車工業協会が18日発表した1月の新車販売台数は、前年同月比15.8％減の236万7000台だった。前年実績を割り込んだのは7カ月連続。景気減速や米中貿易摩擦を背景に、高額商品である自動車の購入を見合わせる動きが広がった。

　中国の新車販売は昨年、前年比2.8％減と28年ぶりにマイナスを記録。政府は今年1月末、電気自動車（EV）など環境に優しい「新エネルギー車」購入に対する補助金支給などを柱とする支援策を公表し、本格的なてこ入れに乗り出した。

　1月の新エネ車の販売台数は前年同月比138.0％増の9万6000台と好調を維持した。ただ、販売全体に占める比率は約4％と、不振の自動車市場をけん引するには至っていない。