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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/2/22 11:30)
米電気自動車(EV)メーカー、テスラのセダン「モデル3」が、米消費者団体専門誌コンシューマー・リポーツからの推薦を失った。テスラのブランドも上位10位から陥落。これを受け、21日の米市場でテスラの株価は下落した。
同誌によると、外装部品の緩みやリヤウインドーのひびの入りやすさなどについて消費者が苦情を訴え、モデル3の信頼性に疑問が浮上したことから、推奨取り下げに至った。これを受け、同誌の年次ブランド番付でテスラは19位にランクダウン。11ランク低下し、過去最低となった。テスラの株価は21日、前日比で一時3.7%下落した。
コンシューマー・リポーツの自動車試験ディレクター、ジェイク フィッシャー氏は「テスラは3モデル全てに平均以下の信頼性評価が付いており、そのいずれも推薦しない」と述べた。同誌は非営利団体コンシューマーズ・ユニオンが出版する。
テスラは同誌の評価に反論。「当社の自動車は現在手に入る中で最も安全で高性能であるばかりか、当社は顧客からのフィードバックを非常に真剣に受け止める」との声明を電子メールで発表した。(ブルームバーグ)
(2019/2/22 11:30)