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[ 医療・健康・食品 ]
(2019/2/25 12:30)
スイスの製薬会社ロシュ・ホールディングはスパーク・セラピューティクスを買収する合意に近づいている。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい複数の関係者を引用して伝えた。
同紙によると、買収金額は50億ドル(約5500億円)近くに上る見込み。スパークの株式時価総額は22日時点で20億ドル弱。スパークを巡っては、他の企業1社も買収に名乗りを上げているとWSJ紙は付け加えた。
スパークは遺伝子治療薬の開発を専門とする企業で2013年創業。4年後には目の遺伝性疾患に対する遺伝子治療薬としては初めて、同社の「ラクスターナ」が米食品医薬品局(FDA)の承認を得た。同社は血友病の遺伝子治療も開発中。ロシュは血友病治療の分野でプレゼンス拡大を目指している。(ブルームバーグ)
(2019/2/25 12:30)