[ ICT ]
(2019/2/26 10:30)
米携帯電話事業者のスプリントは第5世代通信(5G)サービスの導入時期を決定した。今年上期の始動を目指している9都市のうち4都市で5月に開始する。スプリントは5Gの早期利用者の獲得競争で先陣を切るとみられる。
開始時期は、バルセロナでの「モバイル・ワールド・コングレス」開幕に伴う一連の5G関連発表の中で明らかにされた。スプリントは自社サービスとロビオ・エンターテインメントのモバイルゲーム「ハッチ」との統合やマップボックスが提供するリアルタイムの地図情報との連動のほか、アルファベットの仮想移動体通信事業「グーグルFi」の5G利用で契約したことも発表した。
スプリントは5Gサービスをまずアトランタ、シカゴ、ダラス、カンザスシティーの4都市圏で導入した後、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨーク、フェニックス、ワシントンでも開始する。
5Gサービスの開始は対応機種の普及にも左右される。スプリントは韓国LG電子のスマホ「V50 ThinQ」や宏達国際電子(HTC)のホットスポット関連機器、サムスン電子の「ギャラクシーS10」の発売に合わせて開始すると説明した。(ブルームバーグ)
(2019/2/26 10:30)