[ 政治・経済 ]
(2019/2/27 15:00)
【ハーグ=ロイター時事】オランダ政府は欧州航空大手エールフランスKLMの持ち株比率を14%程度まで引き上げ、フランス政府と同水準にする方針だ。事業への影響力を高める。オランダのフクストラ財務相が26日記者団に明らかにした。
オランダ政府は数週間前、グループ内での影響力低下をめぐり、フランス勢が圧倒的多数を占めている理事会と対立していた。
フクストラ氏によると、オランダ政府は既に同社の株式12.7%を6億8000万ユーロ(約7億7400万ドル)で取得した。約14%までの引き上げを目指している。
同氏は株式の追加取得について、投資ではなくアムステルダム・スキポール空港の権益を守るためのものと指摘した。
(2019/2/27 15:00)