【電子版】米配車大手リフト、IPO申請 3月にもナスダック上場へ

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  米配車大手リフトのアプリ（18年6月、ニューヨーク＝AFP時事）

【シリコンバレー＝時事】米配車大手リフトは1日、新規株式公開（IPO）の申請書を米証券取引委員会（SEC）に提出した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、3月下旬に上場する見通し。2012年にサービスを開始したリフトは、楽天が約13％の株式を握る筆頭株主になっている。

　上場時の時価総額は200億－250億ドル（2兆2400億－2兆8000億円）になるとみられている。ライドシェア（相乗り）市場の競争が激化する中、年内の上場を予定する同業の米ウーバー・テクノロジーズに先行する見込み。

　リフトの18年の売上高は21億5661万ドルと、前年の約2倍に急増。一方で、純損失は9億1133万ドル（前年は6億8830万ドル）に膨らんでいる。