[ ICT ]
(2019/3/4 14:00)
米シスコシステムズのチャック・ロビンス最高経営責任者(CEO)は3日、第5世代通信(5G)ネットワーク構築に向けた競争で、各国政府は中国の通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が優位を占めるようになるなど懸念すべきではないとの考えを示唆した。
ロビンスCEOはCNNとのインタビューで「現時点で構築されている世界インフラは欧州や中国、米国などの通信機器メーカーで構成されている。伝わってくるあらゆる情報にもかかわらず、私は今後もそういう展開になると考えている」と語った。
またロビンス氏は、欧米諸国の通信機器メーカーは次世代モバイル機器の異なる分野に特化しているが、華為は広範な無線技術と通信網の中核設備の両方で競争に参加していると指摘。ただ5G設備を提供するのが「1つのメーカーだけになることはないだろう」と述べた。(ブルームバーグ)
(2019/3/4 14:00)