[ 金融・商況 ]
(2019/3/12 12:30)
バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチは、米アップルの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。同社に対して「強気になる10の理由」があると指摘。また、目標株価を180ドルから210ドルに引き上げた。
11日の米株式市場でアップル株は前週末比3.5%高で取引を終了し、昨年12月以来の高値となった。
BofAメリルはアップルに強気になる10の理由として、バリューエーション(株価評価)、同社のサービス部門の再加速、ユーザー層の増加などの要因を挙げた。アップルは「極めて忠実なユーザー層」を抱え、「解約が少ないほか、人口動態の変化もアップルに有利となっている」とアナリストのワムジ・ モハン氏が指摘した。
アップル株は1月の安値から20%余り上昇しているものの、昨年10月に付けた上場来高値を大きく下回ったままで、この押し目が「好機になる」と、BofAメリルは指摘した。(ブルームバーグ)
(2019/3/12 12:30)