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(2019/3/14 05:00)
日本発明振興協会(東京都渋谷区、原昭邦会長、03・3464・6991)は13日、日刊工業新聞社と共催で「第44回(2018年度)発明大賞」の表彰式を東京都港区の明治記念館で行った。発明大賞本賞を受賞したライフ(埼玉県越谷市、古川誠代表取締役、048・990・8201)をはじめ計26件を表彰した。
ライフは唾液分泌量を評価する口腔粘膜湿潤度検査機器を開発した。口内の湿潤度を調べ、口腔内乾燥症の診断や予防に役立てる。古川代表取締役は「全国のネットワークと多くの関係者からの支援が受賞につながった。感謝の気持ちを忘れず今後も精進していきたい」と喜びを語った。
日本発明振興協会の原会長は「不透明な経営環境の中でも、不屈の精神で開発に取り組んだたまもの。より高い目標を目指して開発を続けてほしい」とたたえた。同賞は発明により産業の発展や国民生活の向上に寄与した中堅・中小企業、個人などに贈られる。
(2019/3/14 05:00)