【電子版】米GM、オリオン工場に330億円投資 新型EV生産、22日発表へ

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  GMの現行モデルのシボレーボルトEV（16年8月、同社提供）

【ニューヨーク＝時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズは、中西部ミシガン州のオリオン工場に3億ドル（約330億円）を投じる計画を22日発表する。中核ブランド「シボレー」の新たな小型電気自動車（EV）の生産計画を表明する見通し。複数の米メディアが21日、関係筋の話として伝えた。

　報道によると、会見にはバーラ最高経営責任者（CEO）らが出席する予定。北米自由貿易協定（NAFTA）に代わる「米国・メキシコ・カナダ協定（USMCA）」に対する支持も表明するとみられている。

　GMは昨年11月、コスト削減計画の一環として、北米5工場の稼働停止を発表。これに対し、トランプ大統領は補助金の打ち切りなどをちらつかせて再考を迫っている。今回のGMの投資計画には大統領の批判を和らげる狙いもありそうだ。