- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2019/3/26 12:00)
【シカゴ=時事】米航空機大手ボーイングは25日、墜落事故が相次いだ新型旅客機「737MAX」について、購入した航空会社にソフトウエアの修正版を無償で提供することを明らかにした。ロイター通信が報じた。ソフト修正には各国当局の承認が必要だという。
今月10日のエチオピア機墜落を受け、世界中で同型機の運航が停止されている。ボーイングは運航再開に向けた取り組みの一環として、27日にワシントン州レントンで情報提供のための説明会を開く予定。航空会社の操縦士や技術者、規制当局者らを招いており、ソフト修正についても説明するとみられる。
一方、米運輸省は25日、新型機の承認プロセスを検証するため、専門家で構成する特別委員会を設立すると発表。チャオ長官は「外部の第一人者による検証は、連邦航空局(FAA)の機体承認プロセスが改善可能か判断するのに役立つ」と指摘した。
(2019/3/26 12:00)