[ ICT ]
(2019/4/4 11:00)
【ニューヨーク=時事】米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは3日、第5世代通信(5G)のサービスを米国の2都市で開始したと発表した。同社によれば、5Gのスマートフォン向け商用サービスは世界初。同様のサービスは5日から韓国で始まる予定だが、ベライゾンが開始を約1週間前倒しし、先行した。
ベライゾンがサービスを開始したのは中西部のイリノイ州シカゴとミネソタ州ミネアポリスの一部。年内に国内30都市以上に拡大する見通し。現時点での対応スマホは、米モトローラ・モビリティの「moto z3」のみで、専用機器を装着して使う。利用料金は、無制限プランの契約であれば月10ドル(約1100円)の追加となる。
米国ではTモバイルUSなど他の通信大手も、年内に5Gサービスを開始するとみられている。
韓国ではSKテレコムなどの通信大手が、5日からサービスを提供すると発表。日本では年内に一部のサービスが始まり、2020年に本格運用に移行する見通しだ。
(2019/4/4 11:00)