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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/4/6 08:00)
【シカゴ=時事】米航空機大手ボーイングのミューレンバーグ最高経営責任者(CEO)は5日、声明を発表し、インドネシアとエチオピアで墜落事故が相次いだ新型旅客機「737MAX」の生産を一時的に約2割削減すると明らかにした。4月中旬から月産52機を42機にする。
2件の墜落事故を受け、世界中で同型機の運航は停止。ボーイングから航空会社などへの引き渡しも凍結されている。
同CEOは、機体の失速を自動的に防ぐ装置「MCAS」の誤作動が事故につながったと改めて認めた。「われわれにはこのリスクを除去する責任があり、その方法を知っている」と強調した。
ボーイングはソフトウエア改良や操縦士の訓練拡充に取り組んでおり、数週間以内に米連邦航空局(FAA)に関連計画を提出する予定。
(2019/4/6 08:00)