[ ICT ]
(2019/4/7 05:00)
【ニューヨーク=時事】米マサチューセッツ工科大(MIT)は4日までに、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)との関係を打ち切る方針を決めた。イランなどへの制裁違反の疑いで両社が米連邦当局の捜査や制裁対象となったため。米スタンフォード大なども提携を中止しており、政府機関や産業界で進むファーウェイ排除の動きが大学にも広がってきた。
MITのレスター副学長らが職員に宛てた3日付の文書で「制裁違反をめぐる連邦当局の捜査を理由に、MITはファーウェイとZTE、両社の系列企業との新規契約や既存契約の更新を受け入れない」と通知した。
MITは、同じボストン近郊にあるハーバード大と並ぶ全米屈指の名門大。IT分野の先端的な研究で知られる「メディアラボ」を傘下に持つ。
(2019/4/7 05:00)