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[ エレクトロニクス ]
(2019/4/7 05:00)
韓国サムスン電子の1-3月(第1四半期)の決算では、営業利益が約4年ぶりの大幅な落ち込みとなった。メモリーチップ値下がりやスマートフォンの販売減速が響いた。
5日発表の暫定集計によると、営業利益は60%減の約6兆2000億ウォン(約6100億円)。これは同様の落ち込みを記録した2014年7-9月(第3四半期)以来の大幅減少。ブルームバーグが集計したアナリスト予想では56%減の6兆9300億ウォンと見込まれていた。
アマゾン・ドット・コムなどデータセンターを所有する企業や、アップルを含む携帯電話メーカーからの受注鈍化を反映し、業績が市場予想を下回る可能性にサムスンは先月 言及した。同社がこのような形で注意を喚起することは珍しい。
ハイ投資証券のアナリスト、ソン・ミョンソプ氏は「今年下期に需要が再び上向くまでの期間がサムスンにとって最も厳しいものとなろう。現時点の顧客の在庫水準は高く、製品購入が一時的に停止している」と指摘した。(ブルームバーグ)
(2019/4/7 05:00)