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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/5/16 12:30)
米テスラは電気自動車(EV)のバッテリーの安全性を高めるため、主力の「モデルS」を含む2車種向けのソフトウエア・アップデートを実施する。香港でのEV発火事故の調査の一環。
テスラは発表文で、モデルSと「モデルX」の充電と温度管理の設定を無線によるアップデートで修正すると説明。同社は「慎重を期して」対応するものだとし、同社製品が発火する確率はガソリン車の10分の1だと主張した。
香港経済日報によると、テスラのモデルSは5月12日に香港のショッピングモールの駐車場で突然発火。香港の消防当局は発火について調査していることを確認したが、車両製造元は明示しなかった。
最近の発火事故を受け、中国ではEVの安全性に懸念が強まっている。4月にはテスラのロゴ入り車両が上海で発煙・炎上する模様を撮影した動画がソーシャルメディアで拡散したことから、テスラは事故を検証していると説明していた。(ブルームバーグ)
(2019/5/16 12:30)