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[ 商社・流通・サービス ]
(2019/5/31 05:00)
【シリコンバレー=時事】米配車大手ウーバー・テクノロジーズが30日発表した2019年1-3月期決算は、純損益が10億1200万ドル(約1100億円)の赤字となった。上場後、初の決算発表だが、事業拡大に伴う先行投資が膨らんだ。前年同期は事業再編による一時的な利益が発生し、37億4800万ドルの黒字だった。
売上高は、前年同期比19.9%増の30億9900万ドル。主力のライドシェア(相乗り)事業が9%の増収だったほか、レストラン料理の配達サービス「ウーバーイーツ」が89%増と大幅に伸びた。
ウーバーは5月10日にニューヨーク証券取引所に上場したが、収益性への懸念から株価の低迷が続いている。ライドシェア事業について、同社幹部は「競合他社による価格攻勢が落ち着く兆候がある」と、採算が改善に向かうとの見通しを示した。
(2019/5/31 05:00)